大変綺麗なジェベル入庫しました
コンディションは機関、外装共に大変良好です。
ジェベルは大変使い勝手が良いので、当店オーナーの私も自分用に一台所有しております。ヘッドライトが大きく明るいので、暗い夜道は当然ですが、街中でも被視認性が良いので、走っていて他車がこちらをしっかり認識してくれるので、右直事故のリスク等が減るのを実感出来ます。
セローよりも脚付きが良く、街中でも、ハードな林道でも、とても乗り易いのがジェベルの良さです。スターターがセルなのも、普段便利なのは勿論、スタックした時に、案外キック出来ない状況も多いので、その点も安心です。
実はジェベルの前身に当たる、DR250にずっと乗っていて、大変気に入っていたのですが、林道で何度かキック出来ない状況で困ったことがあったので、ジェベルに乗り換えた次第です
エンジンはDR時代から、現在まで、長く作られて来たスズキの、大変信頼性の高い単気筒エンジンで、鼓動感を味わう様なビッグシングル的な感覚はありませんが、案外上までスムーズに回るので、高速巡航が得意とまでは言いませんが、排気量の印象以上には充分こなせます。
各部の腐食や錆は年式(車体番号より、1993年頃の発売)の割りには非常に良い状態を保っています。
各部の状態から、殆どオフロード走行、及びオフロードでの転倒等は無かった様に見受けられます。
ジェベルの魅力の一つは13Lも入るビッグタンクです。非常に良い燃費(実測30km/1L前後)と相まって、400km近い航続距離を誇ります。ところがこれだけ大きな燃料タンクでも、重量や、形状によるポジションの不自然さや、バランスの悪さは皆無で、大変ナチュラルなハンドリングです。
キャブレターはパッキンやOリングを交換、内外部を徹底的に洗浄して、オーバーホールしてあります。
シートは破れやヤレも無く、とても良好です。
このジェベルは最初期のモデルなのですが、その特徴として、角型のライトガードがあります。これが後期になるとライトに沿った丸型になるのですが、角型の方が、スタックした時に引っ張るのに都合が良いんです。
リアも同様に、スタックした時に手で引っ張り易い形状になっています。後期には、これがキャリアになって、それはそれで便利なのですが、初期型は、よりハードなオフロード走行を前提としていたことが分かります。
唯一ノーマルと違う部分は、増設したライトスイッチです。ライトを自由にオンオフ出来るので、万一バッテリーが弱った状態で走らなければならない状況等で、あると便利な装備です。
非常に低走行な車両です(実走行)。
この車両ではありませんが、当店オーナーの私のジェベル200で良ければ試乗可能ですので、どんなマシンが試してみたい方は是非乗ってみて下さい。