「これ何シーシー?」
と聞かれて、
「書いてあんだろーが、大して興味もねーくせに面倒くせえな、失せろ、F●CK OFF!!」
と心の中でグチりつつも、
「1100ccですよ~(^^)」
と作り笑いで答えたことのあるバイク乗りも多いかと思いますが(笑)排気量といえば、私は幼稚園の頃に、近所のクソガキが、
「パパのマーク2は1900でもって~」
と変な日本語で、我が家のスバルR2(360cc)を見下しつつ、自分ちの車の排気量を自慢していた遠いあの日を思い出します
そんな風に日本ではかつて「排気量が大きい程偉い」という神話が幼稚園児にまで浸透しておりましたが、最近では、ハイブリッドや電気の車も増えて来たことと、白物家電化して車に興味の無い方も多いので、排気量至上主義を唱える方々は絶滅しつつあります
ナナハンは昔は日本では最大排気量で、最も偉いとされていました
ナナハンという言葉はバイク乗り以外にも広く世間に広まって、ナナハンライダーなんて漫画もあったくらいです
このCB750は最後のホンダの空冷4気筒、キャブレターのナナハンで、これぞバイクのど真ん中、というマシンです
ほぼノーマルですが、モリワキマフラーを装着してあります
JMCA適合で、勿論車検対応です 良い音ですが人様の迷惑になるようなことはありません
タイヤ、チェーン、ブレーキ等は新品ではありませんが、まだまだ十分使えるかと思います。
タイヤ、チェーン、ブレーキ等は新品ではありませんが、まだまだ十分使えるかと思います。
フロントフォークのオイルシールは多少滲みがあったので、オイルシールとフォークオイル交換を含む、オーバーホールを致しました。
走行は14547km
ETC装着済です
ところで、19歳の頃、大学受験に失敗した私は、形だけは御茶ノ水の予備校に籍を置き、兄のお下がりのXL125Sで競馬新聞の配送のバイトをしつつ、明け方までバンド仲間と練習に明け暮れていました。
当時の予備校は、人気の授業は黒板の上にカセットレコーダーがずらりと並び、履修出来なかった生徒は廊下で聞き耳を立てるくらいの、殺気立った激しい受験戦争の真っ只中。
私は敢えて人気の無い授業を選んで、夜のリハに備えて、机に突っ伏して寝ていることが多かったですが、講師は高校と違って、サボっている生徒に手を差し伸べてくれる訳もなく、私は教室の一番後の隅の席に座って、眠れない時は、退屈しのぎに、机に落書きをして遊んでいました。
そんなある日のこと。
いつもと同じ教室の一番後の席に座ると、私の落書きの横に
「授業つまんねーよな。バイク乗ってるの?いつもどこそこのコーナーで走ってるから遊びおいでよ!」
みたいなメッセージと地図が描かれていました。
返事を書いたかどうかは、もう忘れてしまいましたが、CBといえば、そんなあの頃の日々を思い出します。
という訳で、またまた脱線してしまいましたが、今回仕上げたRC42は、マフラー以外はほぼノーマルですが、一箇所だけ拘りでカスタムしてあるところがあるんです。
それはRC42には無くて、Fにはあるホーンの間の飾り。
機能的には何の意味もありませんが、RC42は無粋なステーが丸見えになっていて、暗くて見え辛い場所ではあるんですが、デザイン的にはイマイチ。
そこで、純正の樹脂パーツは既にメーカー欠品していたので、アルミ削り出しの同形状の社外品のカバーを、一部加工して装着してあります。
殆ど分かりませんが、私のちょっとした拘りです。
殆ど分かりませんが、私のちょっとした拘りです。